古代オリンピック競技大会 |
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![]() ★★新刊ご案内★★ オリンピックのルーツ 「アテネ・オリンピック競技大会のルーツご紹介」
鰍ゥんぽう(官報)より出版、税込み1,470円 本申し込み先(住所、氏名記載) A@B.C ギリシャ文明研究会
ギリシャ文明研究会
オリンピックの起源 古代ギリシャ・オリンピックのルーツについての解説 アポロに始まりアキレスを中心とした時代の古代ギリシャ社会を紹介します。 古代格闘技がメソポタミアからギリシャに伝わった。
古代ギリシャの信仰 形態では、英雄は死後、神になると考えられてきた。 アポロは英雄の葬儀において、英霊を弔う目的で墓前にて一つの競技を 行った。これは墓前競技と呼ばれ、やがて神を祀る汎アテナイ祭となった。 アキレスを通して、運動競技として発達した。その1,000年後、古代の ギリシャに華開く、古代オリンピック競技へ向けて発展して行く過程の御 紹介です。
ギリシャ文明研究会 古代ギリシャ社会とオリンピックへ向けて 古代オリンピックのルーツの概要 運動競技としてのルーツは、紀元前の古代ギリシャ繁栄時代より更に3,000年以上も昔、メソポタミアの大地でシュメール文明の時代から格闘技が行われてきた。この格闘技はボクシングとレスリングに分けられた。 シュメール式格闘技は、フェニキア人に伝わり、フェニキア人からクレタに伝わり、更にクレタからギリシャに伝わる。クレタの勇士より格闘技を学んだアポロはギリシャで普及する。 ミュケナイ時代、後の時代に神として崇められるアポロは、他国との戦いで命を落とした勇者セヤキントスの死を悼み、墓前で彼の生前の活力みなぎる姿を思い浮かべ、英雄として祀り、その菩提を弔う目的で1つの競技を実施した。 このアポロによる亡き英雄に対する供養として行われた墓前における競技の実践は、古代ギリシャに芽生えた体力強化を目指し、その後の運動競技を中心とした祭祀的活動、それは各地域に栄えた体力競争としての運動競技、汎アテナイ祭発生のルーツである。 アポロによる墓前競技から始まった運動競技は、英雄を神に崇めて祀る祭典として汎アテナイ祭が発達し、神への信仰、平和共存の考えとして、この形式がギリシャ各地へ普及して行く。 オリンピアの祭典とはオリンポス山の神への信仰に始まり、民族移動と共にギリシャで最も美しい地域、エリス地方に伝わる。その地をツオイスにより、オリンピアと名付けられた。後の時代にオリンピックが行われた場所である。 古代ギリシャで華開いた運動競技、汎アテナイ祭の祭典競技、その基本となる考え方のルーツは、ギリシャ人達が信仰する神にあった。人々が信仰した宗教観において、体力知力を無限に有する理想的な神の姿があった。 体力そして知力を備えた人が、力ずくで人々をまとめた時代、そうした人々の中でも抜群の体力があり、勇猛果敢で、知的に優秀で、かつ品格のある人は、英雄として尊敬され、英雄は死後神になると信じられてきた。 この英雄を崇める信仰、この神として祀る英雄達への憧れ、それは人間が自然として持つ美(特に筋肉の肉体美)に対する崇拝と平和共存が、遥か後の時代(1,000年後)に古代オリンピック競技として、古代のギリシャに華開く時代を迎える。 体力強化が何よりも重要視された時代、ミュケナイ時代の成隆期、アキレスが誕生する。鉄人を目指して体を徹底的に鍛え上げた少年青年時代、強靱な肉体を誇った。 アキレスはトロイ戦争にて戦死した友人パトロクロスの葬祭の時、墓前における祭典競技として、ギリシャ全体にまたがる大々的な運動競技大会を目指して見事に成功させた。 今日に見られる総合型運動競技であり、1つの運動能力で優秀を決めるのではなく、人間のあらゆる運動能力を評価することにあった。併せて公平な競技ルールを作り上げた。競技者における精神力の集中を指導した。 アキレスがこの時の墓前競技で、ボクシング、レスリングに対して一定のルール作りを行った。そのルールが、更に後の時代、古代オリンピック格闘競技のルールとなって行く。それは現在においても引き継がれている。 トロイ戦争終了近く、1本の毒矢がアキレスの足下に刺さり、命を落とす。多くの人々に親しまれ尊敬され、鉄人の異名を持っていたアキレス、生前の活躍は素晴らしく、人々にいつまでも惜しまれ続けた。 その傷となった足下の場所は、人々はいつしかアキレス腱と名付けて呼ぶようになり、鉄人として永遠不滅の名を残し、3,200余年の歳月を得て、アキレスの名は世界中に広まった。 更にその後の古代オリンピック競技が、どの様なものであったのかを解説する。 (文章、写真、地図、年代、登場人物)
ギリシャ文明研究会 太古の時代から闘う為に格闘技があった。格闘技としてウバイト時代(紀元前4400年)の遺物も見つかって いる。シュメール時代(紀元前3500年)になると仲間同士の体力増強と親睦を目的として広く普及する。カフ ァジェ・ニントウを始めとして幾つもの遺物が見つかっている。遺物の形から判断すると、これは神殿に奉納さ れたと想像する事が出来る。そこでルールが決められ、ボクシングとレスリングに分かれた。シュメール式格闘 技としての始まりである。シュメール式格闘技は、やがて周辺国各地へ普及を始める。シュメール人によりウガ リット(シリアの古代王国)に伝えられた格闘技は、交易の得意なフェニキア人を通して、クレタ島に伝わる。 クレタで普及した後、ギリシャに伝わった。一方で、エジプトにも伝わり、エジプト式格闘技として定着した。 それは多くの墓壁画に残されている。シュメール式格闘技は、後の歴史であるペルシャ時代になると、ペルシャ 式格闘技と名を変えてアラビア諸国に普及した。ギリシャでは墓前競技に始まる運動競技として普及し、そして オリンピック競技大会として大きく発展し、ギリシャ式格闘技と名を変えてアテネ・スパルタへと継承されて行 き、ルネッサンス以降、やがて現代社会に伝えられる。
ギリシャ文明研究会
古代オリンピアの遺跡
オリンピック円盤投げ選手、BC500年ミュロン作品
オリンピックのルーツ 1.概略 2.ギリシャ及び周辺国の先史時代 神々の誕生
2-1.周辺国の神々とギリシャの神々との比較 2-2.メソポタミアにおける信仰心 2-3.エジプトにおける信仰心 2-4.ギリシャにおける信仰心 3.古代格闘技 3-1.古代格闘技発生 3-2.格闘技の華開くシュメール時代 3-3.エジプトへの伝達 3-4.地中海フェニキアからクレタへ伝達 3-5.クレタを経由し、ギリシャに伝わったシュメール式格闘技 4.古代ギリシャ社会 4-1.総論 4-2.ギリシャ先史時代の民族 4-3.東方メソポタミア文明より伝来事項 4-4.ホメロス時代以前 4-5.社会文化 5.祭典競技 汎アテナイ祭の発生 5-1.英雄アポロによる墓前競技(運動競技の発達) 5-2.墓前における信念 5-3.祭典競技の発生 5-4.アポロの信念、競技大会の公平性 5-5.日常生活のアポロの姿 5-6.神として祀られたアポロ 5-7.民族団結 5-8.古代の歴史家ストラボンの記述 5-9.競技大会の行く末 6.古代オリンピック発祥の地となるオリンピア(地形風土、神々への信仰と社会環境) 6-1.ギリシャ文明繁栄の社会風土 6-2.信仰形態の変遷、ガイア神からオリンポス神信仰へ 6-3.オリンピアの地 6-4.オリンピアは古い時代ウラノス王が統治した神託王国 6-5.信仰の地オリンピア 6-6.聖木の変遷 7.ペレウス活躍時代 7-1.アキレスの父親ペレウスの若き活躍時代 8.アキレスの時代 8-1.アキレス誕生 8-2.英雄アポロへの尊敬 8-3.師匠ケイロンへ指導を託す 8-4.アキレスの体力強化訓練方法 8-5.少年期基礎訓練 8-5.青年期基礎訓練 8-6.アキレスの人物像 8-7.アキレス時代の社会風土 8-8.英雄達の精霊を送る競技 8-9.自然性における身体運動の社会 9.トロイ戦争 9-1.トロイ戦争に至る迄 9-2.トロイ城の概要 9-3.第一陣 総大将アガメムノン出陣 9-4.オデュッセウス出陣 9-5.アキレス出陣 9-6.女軍団アマゾネスとの決戦 9-7.トロイ軍大将ヘクトルの勇姿 10.アキレスによる汎アテナイ祭大競技会の開催、(トロイ戦争一時休戦) 10-1.アキレスによる墓前競技大会へ向けて 10-2.アキレスの訓練パートナー、パトロクロスの戦死と墓前競技の開催 10-3.アキレスによるパトロクロス墓前競技の様子 10-4.アキレスの基本ルール 10-5.レスリングの特徴 10-6.レスリングの試合規定ルール 10-7.後の時代におけるギリシャ型レスリング 10-8.ボクシングの特徴 10-9.ボクシングの試合規定ルール 10-10.アキレスの及ぼした影響力と将来展望 11.トロイ戦争再度の出陣 伝説になった英雄 11-1.再度の戦い 11-2.伝説になった英雄アキレス 11-3.第二陣、ヘラクレス出陣 11-4.アレキサンダー大王の時代 12.その後のオリンピック競技 12-1.古代オリンピック競技大会1200年間の概論 12-2.古代オリンピック競技の終焉 13.まとめ 13-1.まとめ1 格闘技とオリンポス山信仰の移動と墓前競技との合流 13-2.まとめ2 登場人物と背景、アキレスの後の古代オリンピック大会、更にその先に向けて 付録 ギリシャ文明研究会
関連リンク 日本スポーツ振興センターhttp://www.naash.go.jp/ 国立競技場http://www.naash.go.jp/kokuritu/ 国立スポーツ科学センターhttp://www.jiss.naash.go.jp/ 日本オリンピック委員会http://www.joc.or.jp/ 国際オリンピック委員会http://www.olympic.org/uk/index_uk.asp
北京オリンピック情報http://www.arachina.com/news/2008/ |